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工場野菜の基本
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工場野菜とは

工場野菜とは、施設内で作られた野菜のことです。工場野菜を作る施設を、正式には「植物工場」と言いますが、一般には「野菜工場」という名で親しまれています。
工場野菜は、光や温度、湿度を人工的にコントロールすることによって、季節に関係なく野菜を生育し生活者に届けることができる、新しいテクノロジーによって生まれた野菜です。
工場野菜は、完全に密閉された空間で生育される「完全人工光型」と、太陽光で育つ「太陽光利用型」の2種類のタイプで作られますが、どちらも土を使わない水耕栽培が主流であり、現在全国で約50工場が稼動しています。

工場野菜の特徴は、まず、農薬を使わずに野菜を生育できる高い安全性です。施設は、外界と遮断され、工場によってはエアシャワー等を利用して万全の衛生管理をしているため、農薬を利用して害虫を駆除する必要がありません。密閉空間で生育した工場野菜は、極めて衛生的な野菜であるといえます。

工場野菜のもうひとつの特徴は、季節や天候に左右されずに栽培できるため、一年間を通じて収穫が可能なことです。この安定した収穫により、天候不順や不作によって起きる野菜の価格変動を解決し、一年を通じて同じ価格で販売できます。工場野菜がもたらす安定供給は、日本の農業と青果流通にとって画期的な出来事です。